炊飯器でローストビーフ

f:id:poorpp:20210416081214j:image  我が家で肉といえば大抵が鶏か豚。牛は高いから。

 でもやっぱりたまには食べたい。うちは貧乏なくせに何でも出来れば国産がいい。鶏や豚は安い日に買って何とかしてます。でも牛は輸入でも鶏なんかに比べるとお高い。そのわりに国産と比べて味や柔らかさもいまひとつ。。。

 てなわけで、近所のスーパーでアメリカ産のマシな牛肉が安くなる時に買ってローストビーフにするということをたまにやります。

 今回も牛モモのブロックが100g178円で出ていたので買ってきました。

 輸入肉は普通に焼くと固くなりやすい。脂の少ないモモ肉なんかは余計です。

 なのでローストビーフにすれば比較的おいしくいただけるのでそうします。

 オーブンを使って本格的にとなると我が家の設備や私の能力からしてうまくいかない確率が高いので、いつも炊飯器を使って簡単に作ります。

 たまにしかやらない割にレシピを控えていないのでいつも軽く迷います。なのでこれを機に記しておきます。途中写真は撮ってないので文字と上の完成写真だけ。

【材料】 

牛モモブロック 300gくらい

塩コショウ

ニンニク

 

玉ねぎ 1/4個

砂糖  大1

醤油  大2

酒   大2

酢   大1弱

 

【工程】

1.フォークでモモブロック肉をブスブスと刺します。全体的にまんべんなく刺しまくります。

2.塩コショウとニンニクを擦り込みます。塩コショウはちょっと多いかな?くらい。

3.玉ねぎをすりおろし、醤油・砂糖・酒・酢と一緒に混ぜ合わせます。

4.肉と3のタレを一緒にビニール袋へつっこみます。ビニール袋はスーパーの作業台にある透明のやつを拝借。タレは砂糖がボウルにちょっと残るので少量の水を足して混ぜ、全部ビニール袋へ投入。

5.出来るだけ空気を抜いてビニールの口を結んで閉じます。

6.冷蔵庫でひと晩くらい寝かせます。味が滲みたり肉が柔らかくなったらいいなー、と思って何となくそうしてます。

7.次の工程の前に早めに冷蔵庫から出しておいて、肉を常温に戻してから作業開始。そうしないと火の通り方ムラができそうな気がするので。

8.ビニールを切ってタレと肉を取り出す。肉とタレは完全に分ける。肉の周辺についているタレも出来るだけスプーンなんかでこそぎ落とす。この後表面を焼くときにタレがたくさんついていると肉に焦げ目がつく前にタレが焦げ付いてしまうので。。。

9.フライパンにオリーブオイルを敷いて肉の表面を焼く。中まで火は通さないが、表面には少し焦げ目がつくくらい。

10.焼き目がついたら肉を取り出し、空いたフライパンでタレをひと煮立ちさせる。

11.肉とタレを一緒に新しいビニールに入れる。で、同じように出来るだけ空気を抜いて閉じる。ビニールが破れてタレが流れ出すと困るので、このときビニールは大抵2重にしている。

11.炊飯器がいっぱいになるくらいのお湯を沸かす。

12.炊飯器の中にお湯を入れ、ビニールに詰めた肉が全部浸るように沈める。浮いてくるようであれば上から皿や椀などをかぶせてしっかり沈める。

13.炊飯器のふたを閉め「保温」ボタンを押す。「炊飯」ではなく「保温」。

14.30分~40分したら取り出す。肉の大きさによって時間は変えるが、今回は300gちょいを2本同時に入れたので40分おいた。長くしたほうが中までよく火が通るが、そうしてしまうとジューシーさが損なわれる。ほんのりピンク色に仕上げたい。

15.粗熱が取れれはほぼ完成。1日くらい冷蔵庫に入れておいたほうが切りやすい。

  あと大事なのは切り方。

 いくらローストビーフにしても安い肉はやっぱり固いしパサつきやすい。なので出来るだけ薄くスライスしたい。あと肉の繊維に対して直角に包丁を入れることで食べたときに口の中で肉が解けやすくなる。

 パン切包丁を使って繊維に対して直角に、さらに生ハム切るみたいに斜め下に向かって薄く削ぎ切りにするといい具合になる。

 気になることを全部書いたら、えらい長くなってしまった。読み直すときにめんどくさくなって全部読まずに失敗しそう。

 今回かかった予算は300gちょいのローストビーフで600円くらいでした。